ユニクロ創業者柳井正氏の「一勝九敗」を読んでみた
起業家の本を読んでみました
ユニクロの創業者柳井正氏の
「一勝九敗」って本です
小説は好きなのでよく読みまが
起業家の本て
そういえば読んだこと無いかもしれません
小説家が書いた
歴史上の人物ならあるんですが
これは初挑戦です
しかし
読んでみるとこれが
「よ、読みづらい」
誰か小説家に書いてもらった方が
良かったんじゃないでしょうか
いや
ビジネス書としては
すごくいいと思うんですよ
ただその性格と一緒なのか
単刀直入、断定的、事実の羅列...
経営者として優秀だし
そういう性格がユニクロをこれだけのトップ企業に押し上げたのも
理解できます
しかし
書き手には向いてませんね
もうちょっと心情とか葛藤とか
人間ドラマとか
そういうのがあれば読み手も嬉しいんですけど
いやもしかしたら
この手の起業家の本とかって
みんなこんな感じなのかも知れませんが
まあでも
内容はすごく参考になります
ユニクロの創業から成長するまでが
経営者の目線で
淡々と綴られています
その中でも面白かったのは
あのユニクロのCMの話です
前から気になっていたんです
あの独特の雰囲気のCM
「誰が作ったんだろう?」って
始まった瞬間に
(なんだろう??)って引きつけられて
すぐユニクロだなって分かるんです
あれはすごいですね
そのことが本書でも語られていました
あのCMを作ったのは
アメリカのワイデン&ケネディ社の
ジョン・ジェイ氏
例えば
山崎まさよしがギターを弾いている、話す
テロップで「ユニクロのフリース 15色 1900円」
だけのCM
空前のフリースブーム到来です
奇をてらったストーリーも
ギャグもブラックジョークも必要ないんです
彼の言葉で
「テレビを見ている人たちをもっと尊敬して、彼らのインテリジェンスに期待すべきだ。...」
というのがあります
ユニクロのコマーシャルってそうですよね
多くを語らず
見てる人に何かを考えさせるんです
僕は文章を書くときいつも悩むんです
(これで伝わるかな?)って
ついつい
ぐだぐだ同じことを繰り返したり
分かりやすい言葉を優先したりするんです
なんとなく違和感は感じていたのですが
分かりました
誰にでも分かるように伝えるのと
見てる人を見下すのとは違うんだなって気づきました
ブログでも面白いブログの文章って
くどくないんですね
その人の言葉でストレートに書かれてて
見る人に想像させる
ユニクロが以前に出したCMには
電通のキンチョールなんかを作ったチームに依頼したものが
ありました
大阪のおばちゃんが
「この服いらんから交換して!」って
服を脱ぎだすCMだったそうです
クレームも含め
かなり反響があったようですが
売り上げには反映しなかったのです
柳井正氏が提唱する
「服に個性は必要なく、それを着る人が着こなして初めて個性を発揮する」
その言葉がジョン・ジェイ氏のCMで表現される
今はジョン・ジェイ氏のCMではないようですが
その方針は引き継がれています
ユニクロもフリースブームの頂点から落ちて行きましたが
また復活してきました
この本は小売業では異例の発展を遂げた
ユニクロの途中経過を
淡々と綴ったビジネス書です
創業者の柳井正氏の性格が分かるあの文章は
彼のこだわりかもしれません。
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2009年5月22日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:個人事業主だべ
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